与太郎の奏でる音楽

出来事を文字にして白地の空間に毎日投げ込む

絶対に踏むまいと思った

ランニングをしていたら、住居を解体して更地になっていた所がいくつかあった。
井戸があったのだろうか、そこだけ地面に木の蓋がしてあり、スプレーで「キケン」と書かれていた。その字体がまたすごくキケンそうな感じだったので絶対に踏むまいと思った。
そこに井戸があったのでは、と思ったのには理由があって、その木の蓋の周りを縄みたいな紐で囲ってあってパイプが出ていたのだ。

kaitai-mado.jp

「息抜き」というらしい。一休みする時とかの息抜きの語源だろうか。

🐕

もう一つ気になる更地があった。
そこには井戸はなかったのだけど、代わりに犬が置いてあった。
力士のような化粧回しを付けたがっしりとしていてとても強そうな、土佐犬とかの類の犬の置き物がぽつんと置かれていた。
これは撮らねばと思って写真も撮ったのだけど、どこなのか割とわかりやすい場所だったので載せるのはやめておこうと思う。
あの犬もきっと何かお守りというかそういう神聖な何かなのだろうと思う。
でも更地に犬を置く文化、というのに初めて触れたのでかなり衝撃的だった。