与太郎の奏でる音楽

出来事を文字にして白地の空間に毎日投げ込む

心で触ってご利益を

先日、神保町古本まつりに行った。

第63回東京名物 神田古本まつり - BOOKTOWNじんぼう

古書街である神保町の歩道中に古本屋の屋台が所狭しと出て、さらにそこに行き交う古書ファンが所狭しと集うので、人と本で町がぎゅうぎゅうになるイベントだ。
ここ数年はコロナ禍真っ只中で開催できていなかったりして行けていなかった。
神保町自体久しぶりだったのでずっとワクワクしていた。
正直家は積読本だらけなので新たに本を買うつもりはなかったのだけど、それでも十分に楽しかった。
毎年マップを配っているのでそれを貰いに行こうとご老人たちがいる事務局的なところに立ち寄ったら、そこが全然事務局ではなくちょっとエクストリームな思想の団体がビラを配っていて話しかけられてしまった。
あと、毎年必ず飾られているめちゃくちゃリアルなたぬきの人形にも会えた。
頭を撫でるとご利益があると説明書きがあったのだが、触るにはちょっと抵抗があるリアルさだったので、心で触ってご利益を授かったりした。

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大好きなレストランが閉店してしまうので行った。
老舗の、とても雰囲気の良い場所で、料理もお酒も大変に美味しいのだ。
コロナ禍で大分苦しい時間を過ごしたようで、店舗も少し小さな場所に移転し奮闘していた。
しかし年末でお店を閉じてしまう。
あと何回行けるだろうか。もっともっと行きたいな。