与太郎の奏でる音楽

出来事を文字にして白地の空間に毎日投げ込む

物語をなびかせるために

今どんなアクションが行われているのか、そしてどんなアクションができるのか、自分なりに整理したいと思い、まとめました。

 

まず、arab.orgというNGO団体の支援サイト。

ワンクリックするとUNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関)に寄付されるとのこと(サイトの説明文より)。

arab.org

本当にただクリックするだけでびっくりした。
パレスチナのこと以外にも今起こっている問題を6つに分けてそれぞれクリックできるようにしている。

アジアンドキュメンタリーズというドキュメンタリー専門の配信サービスで、『ガザ 自由への闘い』という映画が無料公開されている。

asiandocs.co.jp

NHKの解説委員室というページでも「戦闘続くガザ地区の子どもたちを救おう」というページができていた。

出川展恒解説委員が一問一答形式で、現状の問題を丁寧に解説していた。

www.nhk.or.jp

ミュージシャンの曽我部恵一氏が東京に住むガザ出身のパレスチナ人の方のスピーチを記録した動画を公開していた。

この子守唄がもっとたくさんの人に届いてほしいな。

 

イスラエル軍空爆で命を奪われたRefaatさんの詩を和訳している方もいた。

とても素晴らしい詩。心にしっかり刻み込んで行動しようと思う。

私が死なねばならぬなら

 

リファアト・アル゠アルイール

 

私が死なねばならぬなら

 

君は生きねばならぬのだ

 

私を物語るために 私の物を売るために

 

それは一枚の布切れと 糸をいくらか買うために

 

(白がいい、長い尾を付けて)

 

一人の子供がガザのどこかで

 

天に眼差しを射返しながら

 

火の中で去った父を待つとき

 

――別れを誰にも 己の肉にも 心にも告げず去った父を――

 

空高く舞う凧を見て、君が作った私の凧を

 

天使がそこにいるのだと また愛を運んできたのだと

 

ひとときなりと思うように 私が死なねばならぬなら

 

その死に希望を運ばせよ 物語をなびかせよ

 

原文:https://twitter.com/itranslate123/status/1719701312990830934

 

日本語訳:@dmitsuzono(Twitter

この詩にアニメーションをつけた動画も公開されていた。

www.instagram.com

「FREE PALESTINE STOP GENOCIDE」と書かれたシールを印刷するためのQRコードが配布されていた。

2Lサイズの用紙1シートから5枚同じものを切り出せるそうだ。

 

菓子店「MOMO」さんでは、クリスマスケーキの代わりに、「平和の象徴とされるオリーブの枝葉をくわえて飛ぶ白い鳩のケーキ」の販売をするとのこと。

ポストがツリー形式で続いているので最後まで読んでみてほしい。

岡真里さんによる「緊急学習会 ガザとはなにか」の動画も公開されている。

iwj.co.jp

 

ガザ地区では胸がしめつけられるような非人道的な蛮行が行われている。

アメリカでも大規模な抗議活動が行われ始めている。

 

 

イラストレーターの山口法子さんが「our childrenポスター」を作成していた。

1枚につき200円を、ユニセフ「ガザ人道危機緊急募金」と国境なき医師団「緊急チーム募金」に寄付する、とのこと。

 

最後に、ガザ地区で進行中の占領爆撃で負傷した犬を治療するガザの若者たちの姿です。

明日を生きることすらも困難な状況でも、命を見捨てずに手を尽くす人がいる。

どんな理由があっても、虐殺行為を行うことは断じて許されるべきではない。

知ることを恐れず、言葉や行動にしていかなければならない。

 

物語をなびかせるために。