与太郎の奏でる音楽

出来事を文字にして白地の空間に毎日投げ込む

とっても変だけどとっても好き

久しぶりに映画館で映画をハシゴした。
午前〜夕方で同じ映画館内で極力無駄なく移動が出来、見たいと思える映画を見られるよう、映画館選びから慎重に行い、1本目の映画の終わりの時間から2本目が始まるまでの時間でお手洗いに行ったりなどできるかどうかを計算する。
11時〜16時までの間で合間の待ち時間は15分、それで2本見られるルートを発見し、チケットを買った。
自分で考えた計画がこれ以上になく滞りなく盤石に進んでいく時ほど気持ちいいものはない。
映画も2本ともとても面白かった。大満足の1日だ。

🎞️

『アステロイド・シティ』を見た。

asteroidcity-movie.com

冒頭〜タイトルが出るまででもうウェス・アンダーソン監督全開で一気に引き込まれた。
事前情報にはない要素が頭から出てくるのでびっくりする。
そうか、これは町の映画ではないのか、となる。
この人の映画はなぜここまで複雑で回りくどくてそれが魅力的に映るのか、それがとてもわかりやすく体験できる映画だった。
小粋な鳥がオープニングからエンディングまでずっと小粋でそれも良かった。
ブライアン・クランストンによる植木等ギャグが見られてうれしかったな。
とっても変だけどとっても好きだ。

🌕

ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』を見た。

turtles-movie.jp

3Dアニメーション映画でありながら、思春期の頃のノートの隅の落書きのようなあやふやな線が多用され、それがティーンエイジャーであるタートルズの心境に重なるという凄まじい表現。めっちゃ笑って泣いてしまった。何よりドナテロが紫の理由最高なのだ。
さすがセス・ローゲン&エヴァン・ゴールドバーグコンビだ。
セス・ローゲンの笑いだけでなく、真顔の時の、マジの時のドラマもしっかり入っていてそこに泣かされてしまう。あとヒップホップの名曲が流れまくるのでノリノリになってしまう。
声優陣も『一流シェフのファミリーレストラン』のシドニー役の人や、ローズ・バーンそしてジャッキー・チェンがやっていて超豪華。
ローズ・バーンは今年AppleTVの『プラトニック』というドラマでも共演しているし、共同でプロデューサーにも名を連ねている。

tv.apple.com

こちらもめちゃくちゃ面白いのでぜひ。