与太郎の奏でる音楽

出来事を文字にして白地の空間に毎日投げ込む

「馬」の字を見ていたせいか

仕事柄人の名前をめちゃくちゃ考えなきゃいけないので、人の名前を見て由来とかバランスとか音感とかについて考えてしまう癖がある。セリフ書いたり構成考えたりするのと同じくらいの労力で名前を付けているのだけど、この仕事を始めてから割と感覚でパッパッと名前を付けられる作家さんが多いことを知りびっくりした。
どちらが正しいという訳でもないし、正直名前にそんなに時間を割くなよ、と我ながら思ったりもしているので、これからまた考え方は変わるかも。

🧐

名前にちなんでいつもより自分の名前の中にある「馬」の字を見ていたせいか馬の思い出(馬の思い出?)がいくつか蘇った。前にタル・ベーラ監督の『ニーチェの馬』が劇場で公開されていた時、同時期にやっていた『戦火の馬』を見て「戦火の馬、まじで馬がかっこいいんだよ!」と友人に伝えたら友人はちょうど『ニーチェの馬』を見た所で「ニーチェの馬、汚かったなぁ……」と言っていたたのを思い出した。