与太郎の奏でる音楽

出来事を文字にして白地の空間に毎日投げ込む

人が「推し」に目覚める瞬間を初めて生で見た

チバユウスケ氏が亡くなった。
中学生の時に聞いたチバユウスケ氏(以下、敬意と愛情をありったけ込めてチバと書く)の歌声にメタメタにやられた人間なので、ちょっとどうしても気持ちや思い出が溢れてくる、というのを昨日書いた。

maroonfield2000.hatenadiary.com

本当にどんどん溢れて止まらなくなってしまったので、今日もまた書いていく。
でも何か追悼めいたものなんていうのはおこがましすぎるので、個人的なファンとしての思い出をポツポツと書いていく。

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中学生の時に解散を発表して、結局生で見ることはできなかったけど、ベースをひたすら練習した。最初に覚えたのは『バードマン』だった。

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友人の家で毎日聞きまくっていたら友人の母に怒られたのだけど、ジャケ写のチバを見た途端に「この人が歌ってるの!?」ってめちゃくちゃ食いついて、次に遊びに行ったら冷蔵庫一杯にチバの切り抜きが貼られていてリビングで爆音でミッシェル流れていたのがなつかしい。

人が「推し」に目覚める瞬間を初めて生で見た。

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古本屋で音楽と人ロキノンを漁ってインタビューをひたすら読んだ。だけどみんな全然喋らないから毎回似た内容になっていた。それでもロキノンがなぜかメンバーそれぞれに2万字インタビューとかしてて、なんかその情熱がまた面白かった。

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昔、笑う犬でミッシェルそのものをパロディにしたコントをやっていて、音楽番組のインタビューコーナーに明らかにミッシェルガンエレファントにしか見えない3人がいるんだけど、4人目だけなぜか割烹着姿のお母さんで、メンバーも「カーチャン(鈴木雅之のマーチンみたいにカー↑チャン↓)」って呼んでリスペクトしてるってコントで、もしもミッシェルをコントにするならってお題に対してこれ以上の正解はないのでは?ってくらい切れ味があって好きだった。