『ガザ 素顔の日常』、すごいドキュメンタリーだった。
群像劇のように語り手や視点人物が変わっていくのだが、タクシーという場を介して、ガザという天井のない監獄でのそれぞれの人生がどう交錯していくのかを描きだしていた。
絶望的な状況でも音楽、ファッション、演劇など、文化の火を絶やさないように抵抗する人たちが尊かった。
「信念と言葉は銃弾よりも強い」
イスラエル兵に足を撃たれ片足になった青年がラップで気持ちを吐き出すシーンが忘れられない。
※下高井戸シネマで1月19日まで上映していた。
明日以降もガザをテーマにした別のドキュメンタリー映画を上映するとのこと。