与太郎の奏でる音楽

出来事を文字にして白地の空間に毎日投げ込む

どうか耐えてくれ

風が強い日だった。
日差しも十分できっとよく乾くだろうなとルンルン気分で洗濯物を物干し竿に干す。
その後家で仕事をしていたのだが、時々ガタガタガタガタッ!と音がなるほど風が吹く。
外を見るとバスタオルがケバブみたいにグルグル巻きになっていた。
長袖のシャツが手前のシャツの首を絞めている。目を覆いたくなる惨状だ。
しかも軽めの、トレーニング用の短パンやTシャツは物干し竿に留める用のクリップからも外れかけている。
改めて外れないように止め直して仕事に取り掛かるが、風が吹く度に洗濯物が心配になる。
結局パソコンの画面よりも窓の外を見てしまう。
まだ干して間もないし、日差しもこれからもっと入る。
どうか耐えてくれと思いながら窓の外を見ていた。仕事をしろ。

🧺

そういえばこのブログを『インターネットウミウシウミウシ記』から『与太郎の奏でる音楽』にしれっと変えた。
前に少し不安な選考があると書いたが、その選考に見事に落ちたので心機一転名前を変えることにしたのだ。
名前の由来などは各自でお好きなように想像してもらえたらうれしい。
何かショックなことがあると身の回りのものを変えるようにしている。
ジンクスとか運とかそういうのはあまり信じていないのだが、何か文字に残るネガティヴな気持ちというか、そういったものを一旦振り払いたいのはある。
それもあって名前を変えてみた。
タグも、「日記」と「インターネットウミウシ」を入れておくようにしたのだが、実はこの「インターネットウミウシ」を入れるのが割と一手間だったので、「日記」だけにしようと思う。そもそも「インターネットウミウシ」でタグを見にくる人はいないだろうし。
これからもこんな感じのことしか書かないと思うので脱力して、よき時間のよき暇つぶしになってくれたらうれしい。