与太郎の奏でる音楽

出来事を文字にして白地の空間に毎日投げ込む

よっかかったり、触ったり

久しぶりに良い天気になったので近くの公園でぼんやりと過ごす。
空がとてもきれいで、雲がぶわっと、ぽつぽつぽつぽつと空の先までずーっと続いていて、雲を見ているだけで10分くらい過ぎてしまった。
今見ている雲は何て名前だっけ、あばら雲だろうか。いや、あばら雲ってもっと長いんじゃないか。じゃあうろこ雲か、でもひつじ雲もこんな感じじゃないかな、うろこ雲とひつじ雲の境目ってなんだろうか。もうなんでもいいか、空がきれいなんだから。

☁️

仕事で、壁と向き合う状態がしばらく続いている。
この壁は高いのだろうか、毎回壁の高さは変わる。あと材質が違う。
押せば以外と動く壁もあるし、ゴツゴツしてるから掴みどころがわかりやすい壁もある。
一番困るのはつるんとしていて高い壁だ。
どうすべきかじっと見ると自分の顔が映るほどつるんとしていると、まざまざと自分の未熟さを突きつけられる気がする。
この仕事を始めてから、壁は用意されたら乗り越える、のが正解ではないことを学んだ。
時に破ったり、掘って下から潜り抜けたり、登らずに避けて遠回りしたりと色んな方法があってどれが正解ということはない。
明確な答えがないからこそ自由に過ごせる。だけど自由な分、不安もつきまとう。
ひとまずは壁によっかかったり、触ったりをして、じっくり向き合おうと思う。