106分とは思えない密度 - 与太郎の奏でる音楽

『カム・フロム・アウェイ』AppleTVで見た！！！！

ちょっとこれまじでやばい！！！こんなすごいミュージカルがあったのか！！！歌が始まった瞬間、がっつり心を掴まれてそのまま一気に終わってしまった。106分とは思えない密度だ。ミュージカルでありドキュメンタリーだ。ちょっとまだ言葉がまとまらないくらい揺さぶられている。見終わった後にすぐにもう１回再生させたの久しぶりだ。日本版も見たいよ。

horipro-stage.jp

もう『カム・フロム・アウェイ』というタイトルを見るだけでちょっと目が潤む。

✈️

舞台上には椅子くらいしかないのに、そこが飛行機になり、バスになり、民家になり、バーになり、小学校になる。
コメディシーンの入れ方も絶妙で、何度も声を出して笑った。無表情でさりげなくとんでもないこと言うのずるいよ。ヘラジカ、心臓外科医、タイタニックが個人的に大好きだ。

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キャスト・スタッフが全力で物語を動かしているのが伝わってくる。
物語が人間の力を借りて力強く駆動する作品、大好きだ。
人間ってしょうもないけど、たまにすげえんだぞっていうのを押し付けずに見せてくれる
「君も同じことをするさ」というセリフがさりげなくも心に響く。
小さな親切の積み重ねが大切なんだよな。
ピリピ人への手紙のところが素晴らしくて、何回見ても涙が出てしまう。

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『ブレイキング・バッド』を見た時に「書くことに詰まったらアルバカーキに通うだろうな……」と思った。ドラマの中の町そのものが自分の中に生まれたような感覚になった。新たに通いたくなる町（というか島）が増えた。書くことに詰まったらガンダーに行くだろうな。